Excelマクロの使い方(初心者向け)をご紹介!作成から保存方法まで

2022年4月26日

Excelマクロの使い方(初心者向け)をご紹介!作成から保存方法まで

マクロとは

マクロは、複雑なコンピューターの操作を自動化するテクノロジの総称であり、ほとんどの Office 製品で標準的です。特にExcelの使い方として、複数のステップを記録してボタンを押すだけで実行することで、作業の効率を高めることができます。
*マクロを記録するとき、すべてのステップはVBAに記録されます

マクロ関数には、上記のマクロの記録、VBA を編集および実行する機能、およびマクロのセキュリティ関数が含まれます。

マクロとVBAの違いは何ですか?

VBA は、マイクロソフトが提供する Visual Basic for Applications の省略形であり、Office 製品でマクロを開発するためのプログラミング言語です。
* VBAの起源は基本的な言語です。

前述のように、マクロは VBA で記述されたプログラムを参照するため、VBA プログラムと等しくありません。複雑なExcelの操作を自動化する機能はマクロと呼ばれ、それを実現する言語はVBAであることを覚えておきましょう。

マクロ記録でできること

マクロ記録は、VBAのようなコードを書かなくても、ボタンを押すだけで簡単にマクロを実現できるExcelの機能です。プログラミングの知識がなくても、作業や作業を自動化して合理化できます。

「マクロの記録」ボタンを押した後の操作内容はVBAコードとして記録され、記録された操作は自動的に再生されます。

ここまで「マクロ記録」のメリットをお伝えしてきましたが、操作しやすい範囲はVBAよりも狭いです。VBA では条件分岐、ループ、関数の作成が可能ですが、マクロの記録ではオブジェクトの操作のみが許可されます。

通常の作業でセルやワークシートなどのオブジェクトを操作する場合は、マクロ記録を使用して自動化することをお勧めします。

セルを使用した反復的なタスク

セルに関するアクションを記録および再現できます。具体的には、以下の繰り返しタスクをマウス及びキーボードで記録することができる。

  • 値の取得と設定
  • 文字サイズのフォント、色
  • セルの背景色と罫線
  • 書式の書式設定

ワークシートを含む反復的なタスク

ワークシートの操作とセルを記録できます。具体的には、以下の繰り返しタスクをマウス及びキーボードで記録することができる。

  • 新しいシートを作成し、名前を変更する
  • 文字の検索と置換
  • セルをコピーして貼り付ける
  • 画像の挿入
  • グラフの操作

ブックを使用した反復的なタスク

ブック全体の操作を記録することもできます。具体的には、以下の繰り返しタスクをマウス及びキーボードで記録することができる。

  • 新機能
  • 名前を付けて保存
  • 上書き保存
  • 閉める

マクロのショートカットキー

Windows マック
マクロシートの挿入
Ctrl キーを押します+F11 キー +F11 キー
[マクロ]ダイアログボックスを表示します。
代替+F8 キー オプション+F8 キー
Microsoft Visual Basic for Applications (VBA) エディターが開きます。
代替+F11 キー オプション+F11 キー

また、ショートカットキーのリストページも用意されています。

246 Excel ショートカット キーのリスト (Windows 版) PDF が利用可能

マクロを有効または無効にする方法

既存の設定では、マクロを含むファイルを開くと警告メッセージが表示されます。次の記事では、マクロを有効にする3つの方法を紹介します。

Excel でマクロを有効または無効に設定する方法

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マクロ記録の使い方

マクロ記録の使い方を、作成方法から編集・削除まで解説します。

マクロを作成する

マクロのみを作成する場合は、[開発者]タブではなく、[表示]タブの右端にもマクロがあります。

[[View]タブをクリックし、[Macro]右端のメニュー。マクロに関するメニューが表示されるので、[Record Macro].

マクロ名を入力する

「マクロの記録」ダイアログが表示されたら、マクロ名を入力します。先頭は文字で始まる必要があり、2 番目の文字の後に文字、数字、アンダースコア (_) を使用できます。この場合、例として「数値入力」と入力します。最後に、[OK]ボタン。

マクロ名以外の項目については、以下で説明します。

  • ショートカットキー: 指定したショートカットキーを押してマクロを実行します。
  • マクロを保存する場所: 保存先のブックを選択できます。
  • 説明: マクロの内容を簡単に記述できます。
録音

マクロの記録中、左下に黒い ■ が表示されます。この黒い■アイコンは、マウスまたはキーボードが表示されたときに操作するときに記録されます。

数値を入力する

次に、[Black ■ icon]マクロの記録が終了すると、左下に表示されます。

記録された情報

1~10個のセルを入力する作業が記録されました。

マクロの実行

マクロを実行するには 4 つの方法があります: それぞれを詳しく見てみましょう。

  • エクセルで実行する方法
  • VBAでそれを行う方法
  • ショートカットキーでそれを行う方法
  • ボタンを作成して実行する方法
エクセルで実行する方法
マクロの表示

空のワークシートを準備し、最初に A1 セルを選択します。

[[View]タブをクリックし、[Macro]右端のメニュー。マクロに関するメニューが表示されるので、[Show Macro].

マクロの実行

[マクロ]ダイアログボックスが開いたら、実行するマクロを選択し、[Execute]ボタン。今回は、「数字を入力」マクロを選択します。

マクロ実行の結果

マクロを実行すると、1 から 10 までの数値が瞬時に入力されました。これはマクロ記録ができることです。組み合わせ次第で作業が早くなりますので、ぜひお試しください。

VBAでそれを行う方法
Visual Basic を起動する

[開発者]タブを選択し、[Visual Basic]を選択します。

コードの表示

のフォルダを選択します。[Standard Module]左側のナビゲーションから。「標準モジュール」フォルダーの「モジュール 2」をダブルクリックします。

※今回はサンプルの「モジュール2」ですが、追加したマクロの状況によって異なる場合があります。

コード内で区別する手段として、「サブ番号入力()」などVBAコード内に「Sub」で始まる文がありますが、文中に含まれる「番号入力」はマクロ記録でマクロの名前として指定された値です。モジュールを開いてチェックアウトしてみてください。

画面の右側にマクロが記録された VBA は、コードとして記述されます。VBA で実行するには、[Play button][フォーマット]メニューの下でマクロを実行します。

ショートカットキーでそれを行う方法
マクロの実行

空のワークシートを準備し、最初に A1 セルを選択します。

[[View]タブをクリックし、[Show macro]から[Macro]メニュー。

オプションの選択

「マクロ」ダイアログボックスが表示され、実行したいマクロを選択して[Options].今回は、[Enter numbers].

ショートカットキーの設定

ショートカットキーにアルファベットを入力します。他のショートカットキーで使用されていないアルファベットを保持することをお勧めします。この例では、「M」と入力し、[OK]ボタン。

マクロのキャンセルダイアログ

「マクロ」ダイアログボックスが表示されたら、[Cancel]ボタンをクリックしてダイアログボックスを閉じます。

ショートカットキーセットCtrl キーを押します+動く+Mをクリックして数値を入力します。黒が実行されます。

ボタンを作成して実行する方法

Excel マクロをボタンに追加すると、ボタンを 1 回クリックするだけで、記録された複数のアクションを自動的に実行できます。

次の記事では、マクロ ボタンを作成して実行する方法について説明します。また、編集と削除の方法についても説明します。

Excelでマクロボタンを作成、編集、削除する方法

マクロの編集

マクロの実行

作成したマクロを編集する場合は、まず[View]タブをクリックし、[Show macro]から[Macro]メニュー。

マクロの編集

「マクロ」ダイアログボックスが表示され、編集したいマクロを選択し、[Edit]ボタン。

編集ボタンを押すと、VBAコードを編集できる画面が起動します。マクロの作成では、「マクロ記録」を使用して設定するのは簡単でしたが、作成したマクロについてはVBAを編集する必要があります。

今回は「マクロ記録」を中心に説明しましたので、次回以降はVBAの書き方をご紹介したいと思います。

マクロのコピー

マクロが有効なブックを準備する

マクロを別のブックにコピーする方法について説明します。まず、マクロを含む2つのExcelファイルを準備します。たとえば、Book1.xlsm や Book2.xlsm などがあります。

Visual Basic を起動する

[[Development]タブは、2つのファイルとselecのいずれかでt[Visual Basic].

VBE 軌道

ビジュアルベーシックエディタが起動します。標準モジュールフォルダが開いていない場合に選択します。今回は、"Book1.xlsm" の “Module1" を “Book2.xlsm" にコピーします。

モジュールのドラッグ

Book1.xlsm の Module1 を Book2.xlsm の[標準モジュール]フォルダーにドラッグします。Book1.xlsm のマクロが Book2.xlsm にコピーされました。

※「モジュール1」でもモジュール名が同じだったため、宛先で自動的に「モジュール11」に名前が変換されます。

マクロを別のブックにコピーする

Book2.xlsm で[マクロ]ダイアログ ボックスを開くと、Module11 がマクロに追加されていることがわかります。

マクロの保存

[ファイルの選択]タブ

作成したマクロを保存します。まず、[File]タブ。

名前を付けて保存

選ぶ[Save As]左側のナビゲーションから。

場所

保存する場所を選択し、[その他のオプション]リンクを押します。

マクロが有効なブック

選ぶ[Excel Macro Active Workbook]「ファイルの種類」でファイルを保存します。

マクロの削除

マクロの実行

[[View]タブをクリックし、[Macro]右端のメニュー。マクロに関するメニューが表示されるので、[Show Macro].

マクロの削除

「マクロ」ダイアログボックスを開き、[Delete]ボタン。これで、作成したマクロを削除できます。

マクロファイルを開くときに注意すべきこと

[コンテンツを有効にする]をクリックします。

マクロを含むExcelファイルを開くと、「マクロが無効です」という警告が表示されます。ファイルに問題がなければ、[Enable Content]ボタン。

セキュリティ センターを設定する

「マクロが無効です」という警告が毎回表示されないようにするには、[Options]「ファイル」タブが選択されている状態で。

選ぶ[Security Center]左側のナビゲーションから。次に、[Security Center Settings].

マクロの変更

選ぶ[Macro Settings]左側のナビゲーションから。あなたは好きな設定を選ぶことができます。

マクロとVBAとは何ですか?相違点の説明など

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